ぶらり散歩、気になるスポット探訪、見聞録

ぶらり探訪 GNH358

蕎麦

土家-東村山:新たな蕎麦屋の時代に創り上げた蕎麦と料理の融合

更新日:

【東村山駅/そば】「土家」:日本料理、手打ち蕎麦、懐石料理、陶芸、農業修業が作り上げた蕎麦懐石

開業以来、地道に蕎麦通の評価を重ね、蕎麦懐石料理で圧倒的な人気を集める、
東村山「土家」

若き店主が、
名門料亭(藍亭)、手打ち蕎麦(九段一茶庵)、蕎麦懐石(立川・無庵)、窯焼き、農業の
経験を積み、満を持して開いた店。

開業は2008年8月。今年で10年周年を迎えました。

「藍亭」、「九段一茶庵」で修業、「無庵」で創り上げた蕎麦懐石を「土家」で提供

土家の原点は、店主が料理人を目指して、見習いに入った料亭の名門「藍亭(らんてい)」。
※紀尾井町 藍泉(旧店名:藍亭):東京都千代田区紀尾井町ホテルニューオータニ東京4-1

この店が、一茶庵とつながりで蕎麦を出していたことで、手打ち蕎麦との出会いがあり、
やがて来る「蕎麦屋の時代」という言葉に魅了されて、九段一茶庵で修業に入りました。
※九段一茶庵:【閉店】東京都千代田区神田神保町3-6-6 九段アビタシオン 1F

現代の蕎麦文化のリーダー的存在は、
「一茶庵」片倉康雄、
「翁達磨」高橋邦弘、
「竹やぶ」阿部孝雄、
この3人といわれています。

一茶庵で「近代蕎麦の始祖」「蕎麦聖」「蕎麦の神様」とも呼ばれた片倉康雄の系譜を受け継ぎ、
すでに揚げ方を習得していた「蕎麦屋を制する天ぷら」で、蕎麦屋の基礎が出来上がったかのようです。

次に向ったのは、「カウンター割烹」の仕事。
懐石料理を覚えた頃、一茶庵の紹介で立川「無庵」の店主との出会いがあったとか。
※無庵:東京都立川市曙町1-28-5

ここで、店主との5年に亘る二人三脚で無庵流懐石料理を創り上げました。

そして「次」に取り組んだのが、自分の器を造る作陶と土と向かい合う農業。

東京都あきる野市五日市で廃屋になりそうな別荘を探し出して、そこを作陶の拠点にしました。
ここで自ら手入れをした改装経験が、土家の店舗造りに活きています。

自作窯での器焼きとともに農業にも従事するという、ひたすら土と交わる日々。

陶器作り、農業従事の2年余と、資金調達の和食レストラン勤め2年の計4年間に古民家を探し続けた結果、
偶然にも実家の近くに、築90年の古民家を探し当てたそうです。

店構え、店内装飾、陶器、飾花、
蕎麦前、酒肴、手打ち蕎麦、そして接客サービス・・・

蕎麦屋として食を追及し、見事に形に現しています。

古民家の心地よい空間の中で、
蕎麦前と懐石料理、そして〆の蕎麦、甘味を堪能する。

まさに至福のひとときが味わえます。

店主が探し当てた築90年の古民家に、自分で手を加えて改装した店「土家」

4年をかけて探し当てた古民家を数ヵ月かけて再生。
塀垣に外装、玄関に門、内装に内壁、そして庭の手入れをこつこつと数ヶ月かけて仕上げたそうです。

「土台から作り直して、新しく見えるようなところは全部私がやりました。」(店主談)


『土家』外観

店の棚に並んだ店主の作品。蕎麦湯注ぎもつゆ猪口もナチュラルな色合いと質感があります。


『土家』店内

 


『土家』店内 棚に並ぶ陶器

 


『土家』カウンター席4席

 


『土家』カウンター席(テーブル席との距離感があります)

 


『土家』テーブル席から眺めた庭~春の日差し

「土家」蕎麦前


『土家』本日の日本酒 撮影日=2013年3月17日

 


『土家』日本酒:「酒屋八兵衛 山廃純米酒」独特の香味と濃厚な米の風味、辛口

 


『土家』日本酒:「繁桝 特別純米酒」ほのかにフルーティーな香り、やや辛口

 


『土家』日本酒:「鍋島 純吟」心地よい香り、のど越し爽やか

「土家」蕎麦懐石メニュー

<季節の蕎麦懐石メニュー>

「2018年7月8日」昼席
*先付け:冷製茶碗蒸 出汁ジュレ・手蟹・焼きなす
*八寸 :ところてん
・・・う巻き
・・・カボチャ カレー風味
・・・・ミニトマトのレモンに
・・・鮎の焼き物
・・・ナスと万願寺唐辛子
・・・オクラの蕎麦豆腐
*椀物:甘鯛と夕顔の蕎麦がき椀
*冷物:太刀魚のみぞれがけ
*蕎麦:十割蕎麦
*甘味:杏仁豆腐、桃のジュレ、西瓜と桃の果肉

「2013年3月17日」昼席
*先付け:蕎麦豆腐 湯葉・ウニのあんかけ
*八寸 :新玉ねぎのスープ、
・・・あさり・辛し菜の佃煮、
・・・ほたるいか・菜の花の酢味噌和え
・・・ホタテシンジョウの唐揚げ、
・・・さくらの葉・白魚の天ぷら
・・・わらび信太巻き、長芋の水煮
・・・花豆・ふきのとう・ふきの甘辛煮
*椀物:そばがき椀 蛤・春キャベツ・新じゃが・桜の塩漬け入り
*冷物:鰆のサラダ 鰆・ルッコラ・水菜 豆乳ドレッシング
*蕎麦:辛味大根蕎麦(手で回し挽いて作られた粗挽き田舎蕎麦)
*甘味:苺と苺のアイス、ほうじ茶の寒天あんみつ


『土家』「先付け」蕎麦豆腐:湯葉・ウニのあんかけ

 


『土家』「八寸」2人前

 


『土家』「八寸」:3人前

 


『土家』「八寸」
新玉ねぎのスープ、あさり・辛し菜の佃煮、
ホタテシンジョウの唐揚げ、さくらの葉・白魚の天ぷら

 


『土家』「八寸」
ほたるいか・菜の花の酢味噌和え、
わらび信太巻き、長芋の水煮、花豆・ふきのとう・ふきの甘辛煮

 


『土家』「椀物」そばがき椀
蛤・春キャベツ・新じゃが・桜の塩漬け入り

 


『土家』「冷物」鰆のサラダ
鰆・ルッコラ・水菜 豆乳ドレッシング

「土家」粗挽き田舎蕎麦


『土家』「辛味大根蕎麦」手で回し挽いて作られた粗挽き田舎蕎麦

 


『土家』手で回し挽いて作られた粗挽き田舎蕎麦

 


『土家』蕎麦つゆ

 


『土家』辛味大根おろし

 


『土家』*テーブル席は、個室風。
「辛味大根蕎麦」をいただいています。

 


『土家』「甘味」苺と苺のアイス、ほうじ茶の寒天あんみつ

 

「土家」ドリンクお品書き

土家002
『東村山 土家』 ドリンクメニュー(撮影日=2013年3月17日)

「土家」店内装飾


『土家』店内装飾 店主創作陶器

 


『土家』店内装飾 店主創作陶器

【お店データ】東村山「土家」

*交通=西武新宿線・国分寺線・西武園線東村山駅 西口徒歩5分
*所在地=東村山市野口町4-18-1
*TEL=042-392-9457
※昼夜とも完全予約制
*予約の際には、アレルギー等食材に関してチェックしてくれます。
*営業時間=12:00~14:30、17:30~20:30
*定休日=第一火曜日、水曜日 ※但し木曜日は夜のみの営業
※コース料理=昼¥5,000(税別)、夜¥7,000(税別)。
*支払い方法=カード不可
*席数=9席(カウンター4席 テーブル席5席一卓)
*貸切=不可
*完全禁煙
*駐車場=なし

「土家」アクセス

『土家-東村山:新たな蕎麦屋の時代に創り上げた蕎麦と料理の融合』
出典:DIAMONDonline>「手打ち蕎麦屋のオーラを味わう」
参照:一茶庵 一茶庵:江戸蕎麦の伝統を復活させた新系譜
初稿:2013年3月18日
最新更新日:2018年10月18日

-蕎麦
-,

Copyright© ぶらり探訪 GNH358 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.