ぶらり散歩、気になるスポット探訪、見聞録

ぶらり探訪 GNH358

蕎麦

ら すとらあだ -中野坂上:産地も挽き方も毎日変わる三種の蕎麦を堪能

更新日:

【中野坂上/そば】ら すとらあだ (ラ・ストラーダー La Strada) = イタリア語で≪道≫

2012年5月にオープンした看板なし、暖簾なし、メニューなし、
当日に挽いて打つ、三種の手挽き手打ち蕎麦が話題の店。


画像①左:中野坂上から店を目指した手前から。
画像②右:店の外観。玄関上の外灯=てんとうむしの絵が目印。

「ら すとらあだ」店主が目指しているのは、究極の「そば・手料理屋」

亀有・吟八亭やざ和、柏・竹やぶ、芝・案山子、神田・眠庵などの名店で修業、
「蕎麦」「蕎麦前」「あて」「器」全てに独自のこだわりを持つ店主が目指しているのは、
究極の「そば・手料理屋」

蕎麦へのこだわり

全国十数カ所の産地から、その年、その時期にもっとも良いと思える品を厳選した蕎麦の実を、毎日3種類選定。石臼で手挽きし、異なる形3~4種類の蕎麦を打ちます。蕎麦粉の種類と蕎麦の形の組合せは限りが無いため、唯一無二の蕎麦が毎回味わえます。

蕎麦前へのこだわり

ビールは志賀高原ビール。ホップの香りとしっかりとしたコクが店主の好み。
日本酒は、辛口、甘口、微発泡や季節限定の酒も多数など、専門店を凌ぐ品揃え。

食材へのこだわり

神奈川県寒川町と山梨県八ヶ岳にある農家から直送される無農薬旬の野菜中心。

器へのこだわり

素朴な盛り付けを生かす存在感のある器。

「ら すとらあだ」店主がすべて手作業でおもてなし

開業1年目2012年に、東京ベストレストラン500にいきなり登場、
以降2013年、2014年とオープン初年度から3年連続してランクイン。

また、開業3年目の2014年12月には、
ミシュランガイド東京2015ビブグルマンに
選出されるなど、評価を重ね続けて来ました。

ビールは「志賀高原ビール」のみ。※ただし、異なる味で4~6種類あり。
日本酒バーを思わせる品揃え。お酒は、一合か半合で。
あて(料理)はお任せスタイル。

予算は、料理で6,000~8,000円。お酒も堪能すると10,000~12,000円。
※予約時に確認して下さい。

ら すとらあだ(ラ・ストラーダー La Strada) とは、 イタリア語で≪道≫という意味。
店主の心意気は、直接聞いていただくのが一番。

隠れ家的で自らの道を歩む「ら すとらあだ」で、
蕎麦屋酒をじっくりと楽しみ、
〆のそばに、産地の違う粗挽き三枚を堪能するには、
予約は必須です!

「ら すとらあだ」【蕎麦前】


『中野坂上 ら すとらあだ』
左から、ミヤマブロンド金紋錦バージョン、ペール・エール、苦いラガー、
AfPA、志賀高原ポーター、HouseIPA(季節限定品)。

志賀高原の麓、沓野で200年にわたって醸造されている清酒「縁喜」。
その醸造元である玉村本店が、
「自分たちが飲みたいビール」というコンセプトで、手作りしたビール。
ホップの香りとしっかりとしたコクが店主の好みにて、ビールは志賀高原ビールのみ。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』ミヤマブロンド金紋錦バージョン

ミヤマブロンド、本来は蔵人達自らが自家栽培した酒米「美山錦」を使って作られていますが、
しかし、収穫分終了のため、清酒「縁喜」のもう一つの主力酒米である
希少な酒米「金紋錦」で仕込んだビールが“金紋錦バージョン”。
クリーンながらも、香り高い味。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「新政 平成二十五酒造年度(25BY)謹醸 純米酒90」(秋田県秋田市)
一升瓶を見ただけでは、全く蔵元や銘柄が分かりません。
恐るべし、店主の持つ仕入ネットワーク!
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「杜の蔵 採れたて純米 一の矢」(福岡県久留米市)
お酒を搾るときに最初に採れる“うすにごり”の生酒。
酒蔵の敷地内にある弓道場にちなんで命名されています。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「志太泉 純米吟醸 おりがらみ」(静岡県藤枝市)
フレッシュなしぼりたての純米吟醸。
瓶の底には、米の旨みの成分である“おり”が沈んでいるので、
軽くふってから注がれます。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「純米吟醸 伝承強力(でんしょうごうりき)Ver.杉山米」(鳥取県鳥取市)
鳥取県固有の酒米「強力」は、大正時代に生まれた突然変異種。
人口交配による改良ではない純系分離品種は、
他の酒米には類似しない味わいが存在しています。
お燗酒を強く意識した特約専門店限定品。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「悦凱陣 純米吟醸 耕 うすにごり生」(香川県琴平町)
四国讃岐の国こんぴらさんの東に在る蔵の手造り清酒。
選び抜かれた国内の新米と
讃岐の偉人空海ゆかりの満濃水系の伏流水を使って
醸し上げられた酒。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「英勲 純米しぼりたて 生原酒」(京都市伏見区)
英勲がこの冬一番最初に仕込み
出来上がった新酒を
そのまま瓶詰めしたという生原酒。
(撮影日=2015年2月6日)

 


『中野坂上 ら すとらあだ』
日本酒:「純米酒 倉本」(奈良市都祁吐山町)
純米表示ながら実は大吟醸規格なので、しっかりとした旨みと深い味わいあり。
“いい酒造りは米作りから”
蔵人によって、ごまかしのない最高のお酒となった、と称されている酒。
(撮影日=2015年2月6日)

 

「ら すとらあだ」【あて】お任せコース料理


『中野坂上 ら すとらあだ』
一品目=自家製豆腐
「塩をつけてお食べください」と勧められましたが、
塩なしでも十分に、大豆の甘味を味わえる逸品。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
沖縄の塩シママース
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
二品目=宮崎産無農薬野菜 寒ちぢみほうれん草のおひたし
果物と同じような甘さを持つ「寒ちぢみほうれん草」の持つ風味が活きて、薄味ながら味わい深し。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
三品目=「SALUMERIA69(サルメリアロッキュー):成城学園」の生ハムと鰹出汁の野菜スープ
素材の味を活かしている、やさしい味。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
四品目=出汁巻き玉子
「眠庵」直伝の味をさらに進化させました。
甘さを感じさせない甘さと、控えめな出汁加減が絶妙な仕上がりです。

(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
五品目=きのこのスープ
細かく刻んだキノコがたっぷりでほどよい濃厚さ。
何種類のキノコなのかは企業秘密!
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
六品目=焼き味噌
ジャガイモベースのクリーミーさと甘味の逸品。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
七品目=そばがき(京都産蕎麦粉使用)
今宵は、自家製豆腐、出汁巻き玉子、焼き味噌、そばがき、が勢ぞろいという
超常連さん曰くスペシャルコースでした。
※実は、まだまだ、〆の【そば】で続きが待っていました。
(撮影日=2015年2月6日)

「ら すとらあだ」【そば】

そば三種:普通盛150g(大盛は200g)


『中野坂上 ら すとらあだ』
そば一枚目=もり(新潟産蕎麦粉使用)
「よろしければ一口目、塩でどうぞ!」という声と共に届いた一枚目。
白い皿に盛られて、蕎麦切りの繊細さと淡緑の色合いが引き立ちますね。
まず香りから、続いて何も付けずにそのまま手繰って味わいます。
(撮影日=2015年2月6日)

『中野坂上 ら すとらあだ』
そば一枚目=もり(新潟産蕎麦粉使用)
遠目に見ると美しい細切りをアップで見ると、ご覧のとおりの雑穀感。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
そば二枚目=平打ち(群馬・赤城産蕎麦粉使用)
塩なしで手繰ってみれば、
蕎麦の芳ばしい香りと心地よい腰があいまって、まさに芳醇。
これまた味わい深し。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
そば二枚目=平打ち(群馬・赤城産蕎麦粉使用)
蕎麦粒のざらつき感がたまりません。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
そば三種目=かけ(京都産蕎麦粉使用)
超ご常連さんもめったにお目にかかれない「かけそば」の登場。
今宵は、うれしい誤算続きでした。
(撮影日=2015年2月6日)


『中野坂上 ら すとらあだ』
そば三種目=かけ(京都産蕎麦粉使用)
まさに蕎麦が主役の“料理”です。
かけそばつゆの風味が見事に主役を引き立てています。
決してでしゃばらず、しかし味わい深いつゆは
主役級の脇役ですね。
(撮影日=2015年2月6日)

「ら すとらあだ」【番外編】

平成27年立春朝搾り 立春新酒 来酒招福


『中野坂上 ら すとらあだ』超ご常連さん毎年恒例の差し入れ。
紙袋入り:来店時19:40⇒即冷蔵
開封後:本日来店客全員にふるまい酒21:15
(撮影日=2015年2月6日)

 


『中野坂上 ら すとらあだ』
「平成二十七年乙未二月四日」立春新酒 蔵元の仕事始め、縁起酒のそろい踏み。
「開華(第一酒造)」「天覧山(五十嵐酒造)」「新政(新政酒造)」
(撮影日=2015年2月6日)

 

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『中野坂上 ら すとらあだ』「平成二十七年乙未二月四日」立春新酒
ご相伴に預かって一献!
(撮影日=2015年2月6日)

「ら すとらあだ」【店内】

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『中野坂上 ら すとらあだ』
北海道の胡桃の木のカウンターは3席。目の前は調理場。
(撮影日=2015年2月6日)

 

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『中野坂上 ら すとらあだ』
おしぼり。ワンカップ風の容器もいいですね。
(撮影日=2015年2月6日)

【お店データ】中野坂上「ら すとらあだ」

*交通=東京メトロ丸の内線・都営地下鉄・大江戸線/中野坂上駅 1番出口(中野坂上交差点口)徒歩5分
丸の内線/中野坂上駅 専用3番出口あり(青梅街道口)徒歩3分
*所在地=東京都中野区本町2-41-2
*TEL=03-6276-8364
*営業時間=[火・木]12:00~14:00、18:00~21:00(L.O.20:30)
>[水・金]18:00~21:00(L.O.20:30)
>[土]12:00~16:00
*定休日=日曜・月曜・臨時休業あり
※(しばらくの間火曜日の昼は休み)
*支払い方法=カード不可
*席数=7席(カウンター3席、テーブル座卓4~6席※予約状況により変動あり。)
*オープン日=2012年5月15日
*備考=夜はお任せ蕎麦懐石のみ。メニューなし。

中野坂上らすとらあだ150214-001中野坂上らすとらあだ150214-003
左①:中野坂上駅1番出口から青梅街道沿いを西東京・高円寺方面に向かいます。
右②:「酒処じゃんだら」と「コンビニ・サンクス」の間を左に曲がります。

中野坂上らすとらあだ150214-004中野坂上らすとらあだ150214-005
左③:②を曲がると「炭火焼肉」、その先左に銭湯。さらに直進し突き当たり右斜め先に注意。
右④:③の突き当たり右斜め先の、「耳鼻咽喉科」の看板が目印。手前を右に曲がります。

中野坂上らすとらあだ150214-006中野坂上らすとらあだ150214-013-2
左⑤:耳鼻咽喉科の手前を右に曲がると、この町並みです。右側に注目。
右⑥:ここが「ら すとらあだ」の入口。夜間は、扉上の正方形の電灯が目印になります。

「ら すとらあだ」てんとうむし

 

 

『ら すとらあだ -中野坂上:産地も挽き方も毎日変わる三種の蕎麦を隠れ家で堪能 ぶらり探訪GNH358』
参考:竹やぶ 竹やぶ:新しい蕎麦職人の領域を創造した阿部孝雄の系譜
初稿:2014年5月30日
最新更新日:2018年10月27日

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