ぶらり散歩、気になるスポット探訪、見聞録

ぶらり探訪 GNH358

蕎麦

かんだやぶそば-神田:おいしいおそばを、気持ちよく 老舗の味と雰囲気

更新日:

【淡路町駅・小川町駅・神田駅・秋葉原駅・御茶ノ水駅/そば】かんだやぶそば:創業明治13年(1880年)、四代目が受け継ぐ味と技

藪蕎麦(やぶそば):江戸三大蕎麦=のれん御三家

藪(蕎麦)といえば、更科 (蕎麦)、砂場 (蕎麦)と並ぶ、蕎麦御三家です。

江戸時代の中後期には、江戸の町に数えきれない程の蕎麦屋があり、
江戸蕎麦のルーツとも言える代々続く三大蕎麦屋が「のれん御三家」と称されています。

江戸の粋な蕎麦の食べ方として、つゆをちょっとしかつけない食べ方が流行っていました。
これは、この藪蕎麦のつゆが非常に塩辛いことから来ています。

薮蕎麦で一番古いのは、東京都豊島区雑司ヶ谷にあった「爺がそば(じじがそば)」 という説があります。
店の周りに竹藪があったため、いつのまにか店名よりも通称の「薮(やぶ)」が使われるようになり、
寛政年間(1789年から1801年)には「薮」を名乗る蕎麦屋が増えてきた模様です。

数多く存在した薮蕎麦の中で現在につながるのが東京都台東区団子坂・権現山にあった「蔦屋団子坂支店・藪蕎麦」

開業当時でも敷地は300坪でしたが、明治に入ると土地を買い足し、
離れ座敷や庭には滝がある風光明美な人気店、通称「団子坂薮蕎麦」となっていきました。

この流れを汲むのが「かんだやぶそば」であり、
店内には、駒込団子坂藪蕎麦の図が掲げられています。

江戸蕎麦三大系譜~藪、更科、砂場

「藪蕎麦御三家」の昔と今

明治時代の藪蕎麦御三家

【蔦屋】⇒団子坂藪蕎麦・蔦屋は、1833年(天保4年)には営業していたことが文献で確認されています。:1906年(明治39年)に廃業
『慊堂日暦』、松崎慊堂著、天保4年10月、江戸後期の漢学者・松崎慊堂の日記に、「団子坂の千(駄木)蔦屋に入り蕎麦条を食ふ」という条があり、この年にすでに団子坂の「蔦屋」は営業していた。
出典:Wikipedia-かんだやぶそば

【藪中庵】=深川藪の内(現在の東京都江東区三好町4丁目)にあったといわれています。
1815年文化12年版名物商品ひょうばんに登場。幕末の江戸切絵図にも載るほどの有名店でした。

【連雀町藪蕎麦】=神田連雀町(現在の東京都神田淡路町二丁目)
蔦屋の支店「団子坂支店・藪蕎麦」の暖簾を譲り受けて開業⇒かんだやぶそば:団子坂藪蕎麦なきあと藪の本家として現在に至っています。

現代の薮御三家

・かんだやぶそば(千代田区神田淡路町):1933年(昭和8年) 町名変更により神田淡路町となったのを機に、「連雀町藪蕎麦」から「神田藪蕎麦」に改称。
・並木薮蕎麦(台東区雷門):1913年(大正2年)創業。
・池の端薮蕎麦(文京区湯島):1954年(昭和29年)創業、※2016年7月閉店

他に明治時代に暖簾分けされた「上野やぶそば」「浜町薮そば」があります。

藪蕎麦(やぶそば):江戸三大蕎麦

「かんだやぶそば」建物再建史

・1923年(大正12年) – 連雀町の「連雀町藪蕎麦」は関東大震災により焼失。同年12月には、数寄屋造りの木造2階建ての店舗が再建。
この建物は、東京都の歴史的建造物に選ばれていました。(2001年3月9日指定、火災減失により解除)

・2013年(平成25年)2月19日 – 夜間に発生した火災により、約600m2の店舗のうち約190m2を焼失。その後、旧店舗を取り壊し、同じ敷地に鉄骨構造平屋(一部2階建)の店舗を改築。
・2014年(平成26年)10月20日 – 新店舗で営業再開。火災で焼け残った「釣り行燈」や「看板」をそのまま使用、板塀を取りはらって街と店との一体感をもたせた。
出典・日経新聞 かんだやぶそば、営業再開 火災乗り越え新店舗で

「かんだやぶそば」蕎麦前

『かんだやぶそば』ビール:エビス生ビール
(撮影日=2018年8月7日)

「かんだやぶそば」あて(酒肴)

『かんだやぶそば』やきのり
(撮影日=2018年8月7日)

『かんだやぶそば』やきのり
(撮影日=2018年8月7日)

「かんだやぶそば」そば

主に内地産(長野、青森、北海道、茨城他)の最上級粉を用いた外一(そといち)~そば粉10・小麦粉1の割合~
そばつゆは昆布・鰹節だしの辛口でこくがあります。

『かんだやぶそば』せいろうそば
(撮影日=2018年8月7日)

「かんだやぶそば」店内

1階席数:77席(テーブル席:73席/小上がり席:4卓)
全体的に大正モダン風に仕上げられた店内は、天井が高く席も離れています。


『かんだやぶそば』店内
(撮影日=2018年8月7日)

 


『かんだやぶそば』店内
(撮影日=2018年8月7日)

 


『かんだやぶそば』店内
(撮影日=2018年8月7日)

 

『かんだやぶそば』店内 出典:かんだやぶそばホームページ

「かんだやぶそば」外観

江戸の風を感じさせる優雅なたたずまい。


『かんだやぶそば』外観
(撮影日=2018年8月7日)

 


『かんだやぶそば』外観
(撮影日=2018年8月7日)

 


『かんだやぶそば』庭先
(撮影日=2018年8月7日)

「かんだやぶそば」お品書き ※2018年10月現在(税別)

そば・うどん

・せいろうそば¥670
・かけそば¥670
・釜揚うどん¥1,050
・月見そば¥1,050
・玉子とじ¥1,050
・なめこそば(温・冷)¥1,050
・山かけそば¥1,240
・そばとろ¥1,240
・おかめそば¥1,240
・天ぷらそば¥1,720
・かも南ばん¥1,720
・あなご南ばん¥1,910

旬のおすすめ品

・9月上旬~10月上旬 季節の天ぷら
・9月上旬~10月上旬 松茸そば、松焼き
・10月上旬~3月 かきそば
・12月~2月 あられそば、柱わさび
・3月初旬 白魚そば、白魚天ぷらそば、白魚天だね
・3月~4月 若竹そば
・4月~8月下旬 じゅんさいそば
・6月~9月 冷し茄子そば

酒肴(おつまみ)

・やきのり¥580
・かまぼこ¥670
・わさびいも¥670
・鴨ロース¥670
・そばずし¥770
・刺身湯葉¥860
・小田巻蒸し¥1,240
・天たね¥1,340
・あいやき¥1,340
・天抜き¥1,340*天ぷらのそば台を抜いて吸い物仕立てに
・鴨抜き¥1,340*鴨南蛮のそば台を抜いて吸い物仕立てに
・五菜盛り合わせ¥1,430
・あなご焼き¥1,720

お飲み物

=日本酒=
・菊正宗 特撰 180ml¥770
=焼酎=
・草笛(そば)すっきりとほのかに香るそばの風味 グラス¥650/ボトル¥4,500
・とりかい(米)魅惑の吟醸香で優しい味 グラス¥750円/ボトル¥5,000
・赤兎馬(芋)甘い香りとまろやかな味で魅了する、鹿児島県産芋焼酎 グラス¥750円/ボトル¥5,000
・夢想仙楽 シェリー酒の樫樽で5年以上熟成 グラス¥900円/ボトル¥7,000
=ビール=
・生ビール エビス¥580
・ビール(大ビン)エビス¥770
・ビール(小ビン)エビス¥580
=ソフトドリンク=
・ジュース バヤリース¥380
・サイダー キリンレモン¥380
・ウーロン茶¥380

【お店データ】神田・秋葉原「かんだやぶそば」

*交通:JR/神田駅・秋葉原駅 徒歩5分
>東京メトロ銀座線/神田駅・丸ノ内線/淡路町駅より3分
*所在地=東京都千代田区神田淡路町2-10
*TEL=03-3251-0287
*営業時間=11:30~20:30(L.O.20:00)
*定休日=水曜日(祝祭日の場合は変更あり)※夏季休業あり
*支払い方法=カード利用可(VISA、MASTER)
*席数=92席(1階:77席 2階:20席)
*予約=可※年始年末は不可
*完全禁煙
*駐車場=なし※近隣にコインパーキング有り
*1880年創業。2014年10月20日新築オープン

『かんだやぶそば-神田 ぶらり探訪GNH358』
出典:Wikipedia-かんだやぶそば
>>:かんだやぶそば:せいろうそば:神田
参照:
江戸蕎麦三大系譜~藪、更科、砂場
蕎麦~江戸蕎麦文化の発祥
更科蕎麦(さらしなそば):江戸三大蕎麦

初稿:2018年5月24日
最新更新日:2018年10月27日

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